院長について
院長経歴
- ・久留米大学医学部卒業
- ・独立行政法人国立病院機構九州医療センターで初期臨床研修
- ・大分大学医学部附属病院麻酔科及び大分県立病院麻酔科で後期臨床研修
- ・順天堂大学医学部付属病院 麻酔科学ペインクリニック講座にペインクリニック専従医(同講座助手)として入局
- ・ペインクリニック病棟医長・外来医長(同講座助教)を歴任し、2013年5月 井福ペインクリニックを開院(京都で初めて日本ペインクリニック学会認定研修施設となる)
資格・所属学会など
- ・医学博士
- ・日本ペインクリニック学会認定 専門医
- ・日本頭痛学会認定 専門医
- ・日本麻酔科学会 認定医
- ・日本整形外科学会 正会員
- ・順天堂大学麻酔科学ペインクリニック講座 非常勤助教
主な受賞
- ・日本ペインクリニック学会第46回大会 最優秀演題賞
院長からのご挨拶
当院では本年5月8日をもって開院11周年を迎えました。
2013年に開業以降京都市内の方々だけにとどまらず、市外や大阪・滋賀など県外も含め広い範囲の患者様に来院していただき、心より感謝申し上げます。
当院は院長自身でお一人ずつに丁寧・確実な治療を行うためと、診察までの待ち時間の短縮のため完全予約制で診療を行っております。
予約が埋まっている場合、予約なしで突然お越しになった方は長時間お待たせしてしまうこともございますので、初診の方も再診の方も必ず予め電話でご予約いただいてからのご来院をお願いいたします。
急な痛みに対応するため当日の電話予約も可能とさせていただいておりますが、診療時間内でしか電話対応出来ませんので平日8時半以降でのお電話をお願いいたします。
また予約をキャンセルされる場合は、他の患者さんをお断りして予約枠を埋めてお待ちしていることも多いので、必ず予約当日の朝9時半までにお電話でご連絡をお願いいたします。
予約枠が限られていることから前日までに多くの他の患者さんをお断りしてお待ちしており、また当日朝に当日予約希望の方も多いた、無断キャンセルだけでなく予約当日の9時半以降は電話でキャンセルの連絡をされた方でも、その後の予約は当日のみとさせていただいておりますので、何卒ご注意ください。
もし発熱や咳などの風邪症状のある方は痛みでお辛い中とは存じますが、症状が落ち着くまでは当院への受診を控えていただきますようお願いいたします(この場合も必ず当日9時半までに電話連絡をお願い致します)。
これからも、「京都の痛みのかかりつけ医」として、ご期待に添えるよう丁寧な診察と安全・確実な治療を実施して参ります。今後とも当院を何卒よろしくお願い申し上げます。
2024年5月8日
院長 井福正貴
論文・著書 執筆一覧
原著論文 Original Article(筆頭論文のみ)
- 『メピバカイン注シリンジ「NP」の有用性について』
- 新薬と臨床,57(11):1800~1804, 2008
- 『後頭部痛における天柱ブロックの有効性とその評価』
- 日本頭痛学会誌,36:244-247,2010
- 『神経縫合術により脊髄電気刺激における刺激感覚脱失現象が改善したCRPS type II の症例』(症例報告)
- ペインクリニック31:1665-1669,2010
- 『上肢の複合性局所疼痛症候群の治療の満足度』
- 日本ペインクリニック学会誌 Vol.18 No.1, 9-14, 2011.
- Replacement of Gabapentin with Pregabalin in Postherpetic Neuralgia Therapy
- Pain Medicine 12: 1112–1116, 2011
- 『従来法と抵抗消失法での腰部神経根ブロックにより生じた神経穿刺後痛の比較』
- (第46回日本ペインクリニック学会 最優秀演題賞受賞研究)
ペインクリニック34:393-389,2013 - The efficacy of Lumbar Sympathetic Nerve Block for Neurogenic Intermittent Claudication in Lumbar Spinal Stenosis
- Indian Journal of Pain 27: 159-164 , 2013
原著(特集)論文(筆頭執筆のみ)
- 『ペインクリニックにおける頭痛関連疾患への取り組み』
- ペインクリニック31:427-435,2010
- 『硬膜外脊髄刺激療法』
- 脊椎脊髄ジャーナル 24(5):Page 411-414,2011
- 『痛みに挑む 進化する脊髄刺激療法(SCS)』
- Practice of Pain Management 3巻1号 Page26-29 2012
- 『神経ブロック治療のこれまでとこれから』
(特集・治療の最前線(10):疼痛治療の最前線) - BRAIN MEDICAL Vol.24 (1) Page13-17, 2012.03
- 『CRPSに対する交感神経節ブロック』
- (CRPSの診断・治療ガイド)
Monthly Book Orthopaedics Vol.25(10): Page 52-26. 2012 - 『腰椎術後痛の原因と治療法―エピドラスコピーを施行した症例―』
- (症例に学ぶ)
順天堂医学 58巻6号: Page 192-3. 2012
- 『(施設紹介)井福ペインクリニック』
- ペインクリニック35:817-820, 2014
掲載記事はこちら(PDF)
著書(分担執筆)
- 『整形外科ペインクリニック』
- 頸椎椎間板ヘルニア,小川節郎・編,克誠堂,2010,p17-21
- 『神経障害性疼痛』
- 糖尿性ニューロパチー,薬物性ニューロパチー,眞下節・編,克誠堂,2011,p117-123
- 『帯状疱疹Up-to-Date』
- 症例提示;帯状疱疹のある高齢の患者,稲田英一・編,診断と治療社,2012,p92-93
- 『ペインクリニック診断・治療ガイド 第5版』
- パンコースト症候群,胸椎黄色靭帯骨化症,大瀬戸清茂・編,
日本医事新報社,2013.p344-347 p413-416 - 『インターベンショナル治療カイドライン』
- 神経根パルス高周波,日本ペインクリニック学会・編,真興交易医書出版部.2014,p71-73
- 『痛みのScience&Practice6.神経ブロックに必要な画像解剖』
- パルス高周波,腰神経叢ブロック(大腰筋筋溝ブロック)
文光堂出版.2014.p104-105 p168-173
学会発表 (計11回)
- 第46回大会 日本ペインクリニック学会(2012.7)
- 演題「従来法と抵抗消失法での腰部神経根ブロックにより生じた神経穿刺後痛の発生率の比較と評価」(最優秀演題賞受賞演題)
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研究内容:
神経に直接針を刺して行う従来の神経根ブロックより、神経に刺さずに周りに薬液を注入する抵抗消失法での神経根ブロックのほうが、同等の効果が得られるうえに、神経損傷のリスクが抑えられることを、臨床統計学的に証明した研究です。
この年の学会で一番の評価を頂きました。最優秀演題賞 受賞の風景
- 第22回ニューロモデレーション学会(2008.5)
- 演題「治療抵抗性の神経障害性疼痛に対してSCSとオピオイドの併用が有用であった3症例」
- 第36回日本頭痛学会発表(2008.11)
- 演題「後頭部領域の疼痛における後頭神経ブロックの有効性とその評価」
- 第43回日本ペインクリニック学会(2009.7)
- 演題「上肢CRPS患者の現状と治療法の考察について ~アンケート調査より~」
- 第2回運動器疼痛研究会(2009.11)
- 演題「上肢CRPS患者の治療における満足度について 症例を提示しての検討」
- 第24回ニューロモデレーション学会(2010.5)
- 演題「神経縫合術により脊髄電気刺激における刺激感覚脱失現象が改善したCRPStypeⅡ症例」
- 第57回日本麻酔科学会(2010.6)
- 演題「専門医修得前の医師に対するペインクリニック研修の成果
—アンケート調査より-」 - 第4回運動器疼痛学会(2011.11)
- 演題「脊柱管狭窄症馬尾型間欠性跛行における腰部交感神経節ブロックの効果(予備的研究)」
- World Institute of Pain (WIP) The 6th World Congress Miami Beach, Florida, USA Feb 4-6.2012
- * Pulsed radiofrequency for chronic lumbar radicular pain with ineffectual segmental nerve root block.
* Is pregabalin more effective than gabapentin for treatment of postherpetic neuralgia? - The 31st Annual Scientific Meeting of the American Pain Society
May 16-19, 2012 • Honolulu, HI - The efficacy of Lumbar Sympathetic Nerve Block for Neurogenic Intermittent Claudication in Lumbar Spinal Stenosis
- 第46回大会 日本ペインクリニック学会 (2012.7)
- 演題『従来法と抵抗消失法での腰部神経根ブロックにより生じた神経穿刺後痛の発生率の比較と評価』
- 第5回運動器疼痛学会(2012.11)
- 演題「脊柱管狭窄症馬尾型間欠性跛行における腰部交感神経節ブロック治療の満足度解析」