痛みの専門外来
当クリニックで行っている痛みの専門外来
腰痛専門外来
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症による根性腰痛や坐骨神経痛は神経の炎症によって引き起こされる痛みです。1週間以上痛みが続くような"ぎっくり腰"なども同じ状態になっていることが考えられます。これらの痛みは腰椎の変形は戻らなくても、神経の炎症が治まれば軽減もしくは消失します。神経の炎症を強力に抑えるには神経ブロック注射は非常に有効です。当外来では腰椎の手術をした後も痛みが残っているような「術後腰痛」の方など様々な腰痛の方を診療しております。
帯状疱疹後痛専門外来
帯状疱疹による痛みは若い方では発疹とともに痛みも治っていくことが多いのですが、ご高齢の方は痛みを放っておくとそのまま何年も強い痛みが残ってしまう可能性があります。痛みが残らないためには早い時期からの痛みの治療を開始することが必要です。当外来では神経ブロックや内服薬での慢性的な痛みが残らないための有効な治療方法を実施しております。
頚椎症専門外来
頚椎は20歳代から加齢により変形が進行する体の一部です。頚椎の神経が変形により圧迫されると炎症を起こし強い首痛や肩痛(肩こり)そして腕のしびれや痛みを引き起こします。腰痛と同様に頸椎症による痛みは神経ブロック注射が非常に有効です。またむち打ちなど外傷性頚部症候群は痛みだけでなくめまいや立ちくらみなどの様々な症状が起こりますが、このような症状の改善にも神経ブロックは効果が期待できます。
関節痛専門外来
関節の痛みは軟骨がすり減り、関節の変形により炎症を起こすことで生じます。関節に負担をかけないための運動やリハビリが重要ですが、関節内の状態を正常に戻す上ではヒアルロン酸の注射が非常に有効です。当外来では肩や膝にヒアルロン酸を注射する際には細い針を用いて注射の痛みを最小限にする工夫を凝らしております。
頭痛専門外来
当院院長はペインクリニックと頭痛の認定専門医の両方を取得しており、片頭痛などの一般的な頭痛治療からペインクリニック領域である神経ブロック注射での頭痛の治療も行っております。
神経ブロック注射の治療実績(年間総件数)
ブロック名 | 腰部硬膜 ブロック |
頚・胸部硬膜外 ブロック |
神経根 ブロック |
その他の神経 ブロック |
硬膜外腔 癒着剝離術 |
脊髄刺激 療法 |
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2023年 | 2,792件 | 681件 | 746件 | 1,002件 | 38件 | 4件 |
2013~ 2022年 |
22,471件 | 7,201件 | 6,393件 | 9,634件 | - | 23件 |
※当院の全ての硬膜外ブロック及び神経根ブロックは
レントゲン透視装置を使い安全・確実に行っております。
※全て院長自身が注射しております。
※脊髄刺激療法は他院で入院の上、当院院長が行っております。
院内風景
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- 外観
- 入口
- 受付
- 待合
- 診察室
- 処置室
- 処置室
- レントゲン室
- トイレ(車いすも可能)
- ストレッチャー
- 滅菌器(オートクレーブ)
- レーザー治療器